京町家 十四春旅館BLOG

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田植え

先日、京北に住む知人から、田植えを手伝わないかと誘っていただき、
意気揚々と行ってきました。

友人家族も一緒で、子供が沢山。
みんなで田植えができるなんて、なんて贅沢だろうと、
大切な田んぼに入らせてくださる知人に、心から感謝です。







これが田植え前の田んぼです。
ここに苗を植えていきます。


米作りには、「苗半作」という言葉があります。
苗の出来により作柄の半分が決まるということで、
この田植えの日まで、大切に大切に管理されてきた苗なのです。







その苗を植えていきます。
心を籠めてやりたいと思いました。


素人でも植える場所が分かりやすいように、
丁寧に目印の線を引いてくださっていて、
自分の決めた列に苗を植えながら、まっすぐ前に進んでいきます。

苗が植え終ると、水を入れて、上の写真の右の田んぼのようになります。










泥の感触が気持ちよくて、全身が心地いい気がしました。


腰を屈めての作業ですから、決して楽ではありませんし、
思いのほか時間もかかります。

でも、自然を肌で感じながらの労働は、体を元気にしてくれる実感がありました。
家の中での仕事とは、違う充実感が、言葉ではうまく表現できませんが、体が感じているのです。






こんな風に、苗が植わっていきました。
子供はどろんこで、とても楽しそうです。




お天気のいい日だったので、木陰でお弁当を食べました。
子供たちは、カエルやヤモリを捕まえるのに必死です。


今は、こういった自然あふれた中で育つ子供は少なくなりました。

子供は、自然の中から、沢山のことを学びます。
それは、大人になってからでは遅いことが沢山あるのです。
知識や理屈ぬきで、感じることが全てである子供だからこそ、吸収できるこが、ここには沢山あるのです。


机でする勉強や、決まったことをする習い事ではなく、
子供を自然で遊ばせることの大切さを考えさせられました。














大人になってから、こんなにじっくりと田んぼを眺めたのは初めてかもしれません。

水田はキラキラしていて、風を感じ、天を感じ、
それは、本当に美しい風景でした。


田んぼがこんなに綺麗だったなんて、この場所にゆっくり座っていなければ、気づかなかったかもしれないと、
こんな綺麗なものに気づけて、本当に良かったと思いました。





これから夏になると、この田んぼの中に沢山草が生えてきます。

ここは無農薬、無化学肥料の田んぼで、除草剤も使わず、
草取りも人の手で地道に行います。


知人は現在1歳の子育て真っ最中です。
なかなか田んぼや畑仕事にどっぷり熱中することはできず、
ご主人が殆ど一人でされていますが、ご近所の方の応援があってこそだとおっしゃっていました。
自然の循環に逆らわず、自然の恵みを受けるには、一人で作業するのはとても大変で、出来る事ではありません。
助け合うコミュニティがあってこそなのです。

そんな繋がりこそ、本当の絆ですね。
こんな社会が本当の姿であると思います。


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